帳簿作成は単なる帳簿記録ではなく集計の仕組みです。勘定科目の決定は集計単位の決定であり、どの程度細く設定するのか、どのようなルールで計上するのかを決め日々の帳簿に落とし込んでいく事で、初めて会計が機能します。会計はリアルタイムで記帳される事が望ましく、より早い意思決定を可能にするため自計化をすることが重要となります。

　自計化された会計帳簿と証憑類の照合を行い正しく処理されているか、また、税務調査の際に指摘されるであろう項目を事前に把握し、その対応を検討致します。

　財務分析とは、集計された計算結果を基に状況の変化を素早く察知することと、将来の予測計算を可能にすることを目的とし、会計データのみならず、顧客数や従業員数等の他のデータと組み合わせて比較する方法を採ります。分析手法は企業の実態に応じオーダーメイドで考案する必要があります。

　限りある財務資源をどのように運用すべきかを、経営者と一緒に検討致します。例えば、一概に設備投資を行うにしても、手元資金を活用すべきか、借入やリースを組むのか等、税額への影響も考慮し、投資・返済・節税を含めて検討致します。

　会計顧問契約には、税務相談も含まれます。取引を行う前に税務の取扱いを確認し、場合によっては意思決定を左右するケースも多分にあるかと思料致します。このような事前・事後を問わず税務相談に応じております。